2015年11月12日木曜日

98日目-99日目 2015/10/21-2015/10/22


98日目


先日無事にチリに再入国し、入局管理局前の廃ホテルの中で目を覚ましました
昨夜吹雪だったこともあってかなりの冷え込みです
昨日峠を越えたばかりなので、しばらくは下りが続きます
防寒対策をしていざチリの首都”Santiago(サン・ティアゴ)”


一面雪景色です

クネックネの下り坂




クネクネした下り坂を一気に駆け下りていくと、徐々に暖かくなってきました
雪化粧をした山を抜けるとアルゼンチン側の荒涼とした景色は一変し、緑豊かな瑞々しい光景が広がっています
時に国境とは見える景色全てを変えてしまう魔法の様な力があるみたいです
アラスカやカナダを思わせる空気が漂っていて、今ここがどこなのか走っている時は忘れそうです
やっぱり緑があったほうが気持ちが落ち着きますね


景色は白から緑へと遷移しました


途中の街で買い物をさくさく済ませて、、、とか言いつつ大きなスーパーがあったのでついつい時間がかかってしまいました
大型スーパーはアルゼンチンでほとんど見かけていなく、チリもサン・ペドロ・デ・アタカマという小さな観光地しかなかったので、チリの食材かなんかに興味津々
初めてのスーパーでアレコレ考えながら全ての棚を見て回るのがささやかな楽しみです
すみません、写真等は撮ってません、、


自転車進入禁止の看板を無視して、高速道路を走行中です
チリに入ってからシエスタはないし、広い路肩、綺麗な舗装路となって余計な心配ごとが減りました
高速道路沿いに長いトンネルがあって、チャリダー会議開催


1)トンネル内を走る
2)トンネル内を自転車を押して渡る
3)何mか分からんけどクネクネした上り坂を進む


、、、「3」の選択をしたわけですが、ここの坂がめちゃめちゃきつかったです
勾配のつけ方が至極デタラメな上に長くて息はゼーゼー、汗はダラダラ、足はプルプルと大変でした、、
400m強標高を上げた先に見た景色が最高に綺麗でした
一回だけ体勢を崩して足を着いてしまったのだけがちょっと残念
そこから一気に下って緩いアップダウンの道を漕いでいくのですが、先ほどの上りで本気出しすぎてガス欠です


アルゼンチンとは植生がまるで違います

相変わらず早いサンドラ。サンドラがいると休憩出来なくて辛い

一時間くらい休憩しないで激坂を上ってました

上りきったところから望む風景はいつも格別です


綺麗


二人に大きな差をつけられて、へとへとになりながらサンティアゴ手前の”Colina(コリーナ)”という街に到着
割と大きな街なのでホステルを探して走り回ります


、、、、、、、ない


三人で手分けしてホテルの場所を尋ねますが、回答は「この街にはない」の一点張り、、、
大きなスーパーもあるような街に宿泊施設がないという非常事態です
選択肢として与えられたのは”消防署””教会”ですが、僕は教会に泊まったことがなかったので、、、、、、、、、教会で交渉成立
いかにも穏やかそうな”父”が登場し、首が縦に振れた時、危うく改宗しそうになったほどです
一つの部屋と調理場までお貸し頂き、あまりにも快適な夜を過ごすのでした


高速道路巡航中

初めての教会泊でドキドキ

”ペドロ”という表札が掲げられた部屋



99日目


お世話になった教会を離れ、本日はチリの首都”Santiago(サンティアゴ)”へと向かいます
交通量が多くて車に煽られる恐怖の中20kmを走りきり、サンティアゴに到着
中央広場に着き、記念写真を撮っていると、、、たくさんの人に声をかけられました
握手に写真撮影、遂にはチリのテレビ番組の1カットの撮影もされました
いつもこんな場所では奇異の目を向けられるものですが、今までで一番気持ちの良い大都市となりました


サンティアゴに到着

堅牢な造りな裁判所

サンティアゴの中央広場でチャリダー揃い踏み


記念におしゃれなテラスのあるレストランで乾杯します
サンドラとはここで一旦お別れをして、僕とトモさんは郊外にある日本人宿に向かいます
ちょうど誰もいなく、自由にトモさんと語り、お腹が爆発するほど食べながら夜を明かすのでした


”アウストラル”の名を冠したビールで乾杯。昼からビール、、最高っす

僕らのジャンクフードライフはこれからです


ここから僕らのサンティアゴが始まる、、

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