2015年11月3日火曜日

75日目-76日目 2015/10/01-2015/10/02


75日目


今日は久々に直線路ではなく、峠越えの登坂路になります
ひたすら向かい風で真っ直ぐな道は飽きたので、上りだけれどもいい気晴らしになればいいなぁなんて思ってます
しかも、1,000mを30kmかけて登るので、傾斜は随分ゆるゆるです
ずっと顔に吹きつけていた風は追い風になっていて、クルクルと一定の負荷でペダルを回せるので上りでもずっと楽に感じます
やっぱり山岳の景色はいいです
辛くてもいい景色があるだけで疲れも吹っ飛びます


登坂開始。今日は無風か追い風という好条件

サボテン

ここ最近の走行より楽な上に景色もいいなんて、、、もうずっと上りでもいい


2/3の行程を終えたところで勾配が急になったかと思うと、本日も強風が待っていました
ただでさえ急坂で辛いのに、加えて強い向かい風となって苦しい行軍です、、
それでもなんとか4時間ほどで峠越えを果たしました
ペルー北部では毎日のように1,000m以上の登坂をしていたのが嘘のようで、割と疲れました


勾配がキツくなってきた、、やっぱり上り嫌いかも、、

でも景色はいいから困る

標高約2,000mの峠。もう2,000m位ではなんだか低く感じる訳ですよ


峠を越えたらしばらくは下りの筈ですが、風が強すぎてもはや下ではありません
目的の街までまだ40kmほどですが、強風のせいで一気にペースダウンしてたどり着ける気がしません
まだまだ日暮れまでは時間があるのに止まることを余儀なくされます
ちょうど通りかかった小さな町にあった廃屋にテントを張ります
ご飯を食べてだらだらしていて、気付いたらピタッと風が止んでるし、なんかサボってしまった感が否めません
自然の気まぐれにイライラします
明日は風が吹かないことを祈って就寝


本来は気持ちいいダウンヒルだったであろう道路

気付いたら風止んでるし



76日目


空がどんよりしております
昨晩テントから星空も望めていたと言うのに、自然ってやつは、、、
今日は、久々の見どころとなります世界遺産”タランパヤ国立公園”最寄りの街まで走ります
タランパヤ国立公園の説明は後ほどということで、とりあえずパラパラと降ってきたので急いで走ろうと思います
小雨なのでずぶ濡れになるってことはないですが、走ってないと身体がすごい冷えます
この辺りは砂漠地帯なので乾燥しており、夏場はかなりの高温になる一方で夜は意外なほど温度が下がります
雨が降っていると景色は映えないし、カメラも濡れるので無心で走ります
雨足が強まってきて精神的にしんどくなったあたりで目的地”Villa Union(ビジャ・ウニオン)”に到着しました
お菓子を食べながら休憩していると、徐々に天候が回復してきたのでもうちょっと走ることにします
広場に座ってボーッとしているうちに”シエスタ(アルゼンチンの慣習で昼過ぎから夕方まで商業がストップします)”の時間帯になっており、食料が買えないハプニング
なんとかなるだろうと思って先へ先へ、、、


今日1日中こんな道です。1日中プチプチ潰してるのといい勝負


もうびっくりするぐらいつまらない道をひたすらペダルを回し続けます
この過疎地帯で唯一の街と言えるところでもシエスタ中、、、イラッ、、
もうかなり面倒になってきたけれど、なんとかタランパヤ国立公園内に入りました
この国立公園はものすごい規模で、実際に立ち入ることの出来るエリアはまだ先です


タランパヤ国立公園内に入りました


公園入り口10km手前くらいまで走って今日は橋の下で野宿をします
明日は久々に観光ですなぁー

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