94日目-95日目 2015/10/18-2015/10/19
94日目
昨日は10日振りの走行と言う事もあって、足はもうガチガチの筋肉痛に苛まれています
うっすらと雲がかかっていた空も、今日はどこかにいなくなって非常に気持ちがいいです
出発準備中。いちいちおしゃれなトモさん
今日はほぼ快晴
もうキャンプ場出てから3秒で絶景
このあたりからいよいよアンデスの本領発揮と言ったところで、どこを見ても絶景です
勾配も少しきつくなったものの、下りも結構あるので緩急がついて走りやすいです
相変わらず路肩がないところをトラックがバンバン走り去っていくので、毎度恐怖に駆られながら漕いでます
朝方は結構冷え込むものの、お日様が出て来れば半袖短パンで丁度いいくらいの気温です
僕よりも多くの荷物を抱えるトモさんもガシガシと上り坂を進みます
枯れた木々がいい味出してます
乾燥した大地だったのが、緑が増えて一気に見栄えがよくなりました
山の腹に沿ってアップダウンが続いています
ちょっと休憩
特にこれといって言う事もないので、写真の列挙になってしまいますが、景色は本当に綺麗です
なんだかんだ振り返ってみると、毎日1,000m以上の上りが続いていたペルー北部の山岳地帯が一番良かったなぁ、なんて思っています
アンデス山脈は”自分のちっぽけさ”、そして”自然への畏怖”を感じられる場所であって、自転車旅の醍醐味が詰まっています
早くもこの道を選んで正解だったな、と心の中で呟いていました
チリ国境まであと100km弱
自然の要害
ここの景色が凄かったんですけど、うまく撮れずもどかしい
無事に¨Uspallata(ウシュパジャタ)¨に到着し、30ペソ(約240円)のキャンプ場も見つかり万々歳です
ただ、インフォメーションセンターによる情報だと”明日は降雪の恐れがある為に国境は封鎖する”とのこと、、
この付近まで雨とか雪が降らなければいいなと、不安を抱えて眠りにつくのでした、、、
キャンプ場が安くて助かります
95日目
ヒヤッとした空気に目を覚まします
テントの中から上を見上げると鉛色の空が広がっています
峠であるチリ国境までは二日程かかる予定なので、明日に天候が回復していれば問題ないのですが、、、心配です、、
国旗が描かれた珍しい看板です。サンティアゴまで250km
見るからに寒すぎる
2kmほど走ったところにある税関(商用トラック用と思われます)の人に状況を聞いたところ、、
”国境は閉まっていて、明日のお昼には開くと思われる”という事、そして”向こうの街では雪が結構降ってる”という事、、、
散々迷った結果、ウシュパジャタの街に引き返す事にしました
走っている最中に振られたならまだ頑張りようがあるのですが、降っているところに突っ込んでいくほどのモチベーションは持ち合わせていませんでした
寝袋は猫にとっても快適みたいです
という事で、数十分までテントが建っていたところに再度テントを張ります
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