96日目 2015/10/20
1日出発を遅らせた甲斐あって、本日は快晴也
今日でググッとチリ国境まで近づくことになります
同じキャンプ場であったスペイン人サイクリストと軽く談笑してお互い別々の方向へと走り出します
昨日と打って変わって明るく、色のついた風景に目を奪われます
僕だけちょっと離れてますけど、別に仲が悪いわけではないです
気を取り直して再出発
ほぼ快晴で気持ちのいい朝
改めて、、
今日も絶景の中に入っていきます
素晴らしい空模様に背中を押されながら、上り坂を駆けていきます
道路脇で小休憩をしていると奥の方から徐々に大きくなる黒い影が、、、
チャリダーです、、、一人です、、、、女性です、、、、、
フランス人です、、、、、、、、39歳です!!!
海外にはこんなパワフルな方がいるのだと驚きを隠せません
彼女は通称サンドラ、今回は南米だけの旅行だけらしいけれど、以前はアジアも回っていたみたい、、
南米は、フランス領ギアナから出発して、アマゾン川を上ってペルーへ、そこから南下してきているというツワモノ、、
それに休憩していたとは言え、僕らに追いつくとは、、、もしかして彼女、、スピードの方も、、、早かった!!
このサイズ感。この景色を前に人間はこんなにも小さく見えます
振り返っても絶景
もう絶景ばかりで立ち止まること幾度となく、、
アンデスが大好き
こんな感じで走ってます
男二人が彼女についていくので精一杯という情けない状況のまま先へと進みます
上っていけばいくほどアンデスは本気出してきて、迫力が違います
雪を被った山も随分近くに感じられる高さになってきました
この辺りはアップダウンもなくなり、ずっと上りと言うこともあって時折立ち止まってはお互いを撮り合います
午後からは強風になってきて、走っていても割と寒いです
圧巻の景色
はい、チーズ
すごい雪山です
途中、幾つか街を通過しましたが、シーズンオフなのかお店はほぼ閉まっています
メンドーサでたくさん食料を買い込んでおいて正解でした
夕方、彼女を除く二人は這々の体でなんとか目標の街に到着しました
ここはスキーリゾートとして知られているようですが、残念ながらシーズンオフ
雪が積もって国境が閉鎖されているのに、スキー場はやっていないというシュールさ
リフトもホテルも運営していなく、ほぼゴーストタウン化しています
風を避けられそうなホテル脇でみんな仲良く自炊して、ビールを飲んで語ります
宴もたけなわになり、各々テントで眠りに就こうとしたその刹那、、、
「アミーゴ!」
閉店時のホテルや施設を監視するためのカメラがいくつも設置してあって、それがメンドーサ当局に伝わったらしいです、、、
粘って交渉したものの一蹴され、移動を余儀なくされます、、、
カメラの死角になる位置まで引っ越しさせられて、無事に就寝となりました
監視カメラにバッチリと移動の間まで撮影されているのに何の意味があるんだろう、という疑問は受け付けていないとのこと
寒いので身を寄せ合ってご飯を食べます
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