2014年12月9日火曜日

Yungai→Yanami

なかなか勿体振ってしまったけれど、今日こそはウアスカラン国立公園内に入ります
七時前には出発します。今日は平日だし、騒々しく無くて逆に良かったかも知れません

少し上った所で国立公園入口
入園料はs/.10(約370円 ※2015.11.17時点)とお安い
※公園内でのキャンプはs/.85(約3,200円)。85ドルはおばちゃんの勘違いだったようだ。それにしても高いけどな
狙ったかの様にぱっくりと山が左右に別れて、入園者を招き入れます
威厳ある山々からはたくさんの滝が流れ落ちています



雪山がちらほら見え始める

ウアスカラン国立公園に到着

計った様に左右に山が開けている

滝が至る所から湧き出し、斜面を濡らしている

ぜ、絶景

公園内に入ってから更に舗装状態が悪化。勾配急過ぎる


最初の湖に到着。既に標高は3,850m
前方に顔を覗かす雪を冠った山と湖は相性抜群です
少し雨が降っていて波紋が出来ているのが残念
この湖、角度を変えて見てみると驚く程綺麗なエメラルドグリーンです
これだけ色鮮やかなのも珍しいです。観光客が訪れるのも納得の湖



湖面をゆっくりと漂う小型船。奥には雪山が聳える



青い。入浴剤を入れた様に青い








時折白い帽子を冠った山、所謂ブランカ山群(※ブランカはスペイン語で”白”の意)が姿を現します
凄い所を走ってるなぁ、と自分ながら感心
トレッキングコースが設置されているんですけど、どこか分からずスルーしてしまいました
だからペルー、看板出せって
まぁ、この後峠を超えるのでそんなに余裕はないんですけど



もう兎に角景色が最高


完全に雪山です。凄い所を走ってるわ



と言う事で、上ります
いやはや、道が悪い。いつにも増して悪いです、この道路。
雨まで降り出しちゃって、寒いやら、疲れるやら…
雨が本格的に降り出した折、止まっていた車から声を掛けられ、スープを御馳走になりました
スープはぬるい、そんなことより彼らの気持ちが温かかった…とかさりげなくクサイ台詞を言ってみる
自分で言うのも何だけれど、こんな標高の高い所でこんな荷物を抱えて未舗装路をガシガシ上っている人間がいたら、漢であれば”何か”感じると思う
ありがとう、スープ美味しかったよ


とてつもなく走り難い


果てしなく続く上り坂


山奥で出逢う一匹の牛。急に話し掛けて来る気がして怖い

全員とっても愛想が良かった。ありがとう


”あとちょっとだよ”は嘘で、何度も何度も続く九十九折り
何度砂利にタイヤを取られて止まったか、何度止まって上を見上げたか分からないけれど、峠を越えました
標高4,716m。自己新記録です。
寒い、寒いです。だって、雪降ってるもん
ありったけの服を着込んで下ります。上半身は鉄壁の守りを見せたけど、手先足先と下半身はまだ防寒対策が必要みたい


遂に峠を超えました。登頂記録を自転車で更新

峠を超えた先には緑色の湖が広がっています







峠を越えた先には湖、そして雪山がニョキニョキと頭を出しています
そうそう、ウアスカランではこういう景色を想像していました。感激です、寒いけど
何度も何度も自転車を止めては写真を撮っていました。雪山っていいね








下りの途中、またしても転ぶ。
てか、こんなガッタガタの道路で転ばない方がどうかしてる
頼むから国立公園内位は舗装、もしくはせめてもっと整備して欲しい

しばらく下った所で街が出てきました
看板も無いホテルに投宿
既に公園内を出ていたみたいなのですが、逆から来たらお金払わずに済むんじゃね?って、言う疑問
入口の事務局のおじさん曰く、観光客はトレッキングコースまで行ったら帰って来るらしいけど…


標高差でレンズが曇ってます

切り立った山の麓にある小さな街



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