2014年12月7日日曜日

Mollepata 手前→Chuquicara 50km手前

名前も分からない小さな街を出発します
ここからは1,000m位まで標高を下げ続けて、川沿いの道を進む筈です
下りに備えて防寒具を着込んで、外出たらびっくり
道の真ん中にこんもりと盛られた土と激坂
ペルーは何でもありだな…


朝、ホテルを出発

道路の真ん中に高く積まれた土


今日は何だか曇り空で、なかなか冷えます
それにしても、もう馴れたんですけどガードレールの無い細い道路って、考えてみたらなかなか怖いです
ここは未舗装路だけれど、随分均してあってとても走り易い
昨日来る予定だったMollepata(モジェパタ)は、標高2,677m。ホテルとか無いし、昨日はナイス判断


雲がうっすらと青空を隠している

昨日からこんな道を走っているけど、よく考えたら凄い道路だ



モジェパタを抜けてたら唖然…何これ…
一瞬、”ナスカの地上絵”か何かかと思いました


ペルー半端ねぇー


見た所標高差1,000m位ですかね。もう何か怖さすら感じます
確かに地図で見た時、明らかにおかしい九十九折りがあったもんなぁ


”えぇー”しか言えない



道は、山に描かれた芸術へと昇華された


 手前の曲がりくねった道を下り、反対側を上ります



先ずは下って橋を渡ります。そこから上り開始。どこかで体験した様な…
最初のヘアピンカーブがあり得ない急坂だったので、もの凄い不安が過ったけれどその後は割とすいすい進む
昨日からそうだけれど、この辺りの道路の精度が非常に悪い
傾斜もまちまちだし、標高を上げる為の道で少し下ってみたり…
そして、この道路を上り切る二時間余りの間に通った車は僅か二台…
役立つと思って造った道路も蓋を開ければ、ただの無駄な事業だったパターンかも


 激坂

 随分と上って来た

ふと横を見れば先ほど下って来た道。恐ろしい道

坂の途中にいた蜘蛛...すげぇーこぇーよー

そろそろ峠越え



不思議とすんなり上れたこの上り。上った先の街が”Shindol(シンドル)”。うん、”死んどる”わ
こんな僻地に住むペルー人の根性には感服です



し、死んどる...

向かいに見える山。崩落している箇所の赤みがいい味を出している


 更に上ってPallasca(パジャスカ)と言う街に着きました
ここまでの坂も急でキツかったのですが、街中の傾斜も恐ろしい
おまわりさんに聞いたら、下りになるというお話だったので、お昼ご飯を食べて少し休憩です


いつ見ても体育の授業をやってる気がする


山の天辺に街が築かれている。あれがパジャスカ

パジャスカに到着

街中も上り坂。そして石畳で更に追い込んで来る

ペルー料理の一つ、Lomo Saltado(ロモ・サルタード)


街を離れたら下りですいすい進めるのはいいけれど、上り同様に勾配が急過ぎて怖い
途中数キロ未舗装路があって、またもや転びそうになります。本当に急坂の未舗装路はヤバいって


 ここからずーっと下り。位置エネルギーを解放する

 一時的に未舗装路になる。一回本当に転びそうになった。怖いよ未舗装路

 ジェットコースター並のアップダウン



その後は舗装路になったものの、穴、砂利、ガードレール無し、狭い道路、急な下りなどなど不安要素たっぷり
落ちたら恐らく死ぬので、ハンドル操作やブレーキングにいつにも増して集中しながら下ります
下手なジェットコースターより怖いんですよ
操作してるのは自分であるし、ブレーキ調整等の整備もずぶの素人…末恐ろしい


 一車線分しかない強烈な下り道。死がそろりと近付いて来る

多くの色を帯びた山々が輝いている








くねくねと曲がった道。そして砂利道トラップ 


随分下った所でお店がありました
野宿に備えて物資を買い込んで行きます
お店のおばちゃんが「ここに泊まって行けばいいじゃないの」と、とても優しいので、ちょっと早いけどご厄介になります
夜ごはんも少し分けてくれてあり難い限りです



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