2014年12月5日金曜日

Huanchuco 40km手前→Santiago de Chuco 50km手前

最近はずっと眠い状態が続いています。更に、これももう暫く続いている…”寝言”
寝言と言うか、うわ言みたいで、度々自分のそれに気付いて目が覚めます
今まではこういう事なかったのに、どういうことだろう…

挨拶を述べて、七時には出発します
朝陽が街を照らし、徐々に気温も上がって走ってて涼しいくらいです
カハバンバから勾配がちょっと急でしたが、何とか峠越えを果たします


陽が上り、光が街を照らす。光は白く、そして鋭い

 逃げ後れた雲達が山に阻まれ、その姿を山の稜線に残す。朝は好きだ


もうそろそろ峠を超える


峠を超える。斜面が耕作され、茶色の土が露出している 




暫く進むと、昨日野宿予定だった湖がありました
湖周辺は多少賑わっており、レストランやホテルが建っています
野宿は厳しかったな…


 特に何の変哲も無い湖

裸の山の居住区。何故わざわざそこに...


Huanchuco(ウアンチュコ)に到着しました
お昼ご飯を食べて休憩し、すぐに出発します
が、ウアンチュコの街を抜けるのに一苦労です
ペルーに入ってから行き先表示板が全然無くて、街を抜ける度に迷ってます


思ったより賑わっているウアンチュコ。落ち着いた雰囲気が漂い、気が緩みます



街を抜けたは良いものの、本来行くべき道を見失いました
看板なんか一切見当たらなかったし
前方に待ち受ける雨雲と峠道
この辺りで野宿の準備をしようと思ったけれど、既に手遅れ
街は無く、ひたすら上り続ける事になります


忍び寄る不安の陰

前方に見えるは、九十九折りの上り坂

見上げた景色を見下ろす。この瞬間の充実さはクセになる


無人の草原地帯が広がる。静けさが身を包み、自然が自分の中に溶け込んで来る


もう本当にカハマルカを出てからは、やる気が一切ありません
走るのがとにかく”面倒”に感じるし、常に休みたい気分に襲われています
自転車旅行に対して全然面白みを感ぜず、日々惰性だけで過ごしています
ここまで気分が乗らないのは、旅を始めて始めてかも知れません
”スランプ”なのかな…あぁ、だるい

峠を超えたと思うと、次の山が待っています
白い”つぶつぶ”をよく見ると、それは”雪”。寒過ぎる
まぁ、上ってる間はむしろ暑いくらいですが、久々に雪降ってる所を走ります
食料を持っていないので、お店を求めて走っておりますが、なにせ上り
あの山を越えたら何かあるかも…次の山には必ず…次こそは…
一縷の望みを賭けて超えた先は、霧中で何も見えず…


山に塗られた掠れた白い線は、雪。


終わらない上り坂。遠くまで続く道をぼんやり見ながら、ゆっくり歩を進める



今日は諦めて道路脇で野宿します
ご飯は具無しのコンソメスープ、そしてレモンティー
夜は雨まで降って気温もグッと下がり、なかなかに寒い。テント少し凍ってたしね
非常用に少し食料は持つ事にしよう、と深い誓いを胸に床に就く…お腹空いたな


寂しい食事に心も寒くなる

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