2014年8月20日水曜日

Medellin 

装備品を整えたり、日本からの荷物を届けて貰う為、暫くメデジンに滞在しています
やらないといけないことは沢山あるけれど、アニメを見たりネットサーフィンをしている間に10日が過ぎていました…

 メデジンはコロンビア三大都市の一つで、人口は約250万人。国際麻薬組織”メデジン・カルテル”が存在していたことでも知られているようです
 コロンビアは、南米でブラジル・アルゼンチンに次ぐGDPを持つ一方で、貧富な差が大きくインフラ等の不整備も多く見受けられます
 1990年代は誘拐と殺人が発生率が高いことで知られていました
僕が滞在しているここ”メデジン”は、殺人事件の発生率が世界で14位(2011年 : 10万人当り70.32件)と言うなかなか危険な都市です

 メデジンの山間部は”コムーナ”と呼ばれ、麻薬組織や反政府ゲリラに住む場所を奪われた国民難民の為の政府提供の居住区となっており、治安が常に不安定な状態にあります
 しかしながら、近年設置されたケーブルカーにより所得の少ないスラム街の人々が容易に麓へと下りられるようになり、格差は以前に比べ是正されているようです
 この功績の為に、ウォールジャーナルとシティグループによる2013年の”最も革新的な都市"コンテストで一位に選ばれています

メデジンには”エストラート制度”が布かれ、6階層に分かれた居住区によって電気、水道、学校の授業料が調整されています

-左写真-
メデジン近くの山間部に位置する小さな村"Amaga"








世界的に有名な(僕は知りませんでしたけど)メデジン出身の技術家フェルナンド・ボテロ(Fernaido Botero)の作品があるセントロ付近の広場です

 彼にかかれば、どんなものも”ボテッ”と、太らせてしまいます。デブですなぁ

でも、此れ位の”デブ”は見渡せばゴロゴロ居るのが中南米の恐ろしさです

これまた、セントロ付近にある”光の公園”です


 竹林。”竹”って日本の風情を感じますよね

 何か近代的な匂いのする建造物です


写真はメデジンに着いた時のものです。左に輝くのは満月です。今は既に半月ですが...


因みにメデジンでは、バイクの男同士の二人乗りが禁止されています。なぜでしょうか?

”後部座席の男が銃を撃つのを防ぐ為”

だそうです。恐ろしすぎます

 更に、”Pico y placa"と言う制度があります。所有車のナンバープレートの下一桁によって、決められた曜日・時間帯(7:00-9:30, 16:00-19:30)は運転が出来ません。
 朝と晩、移動の時間に運転できないのは非常に不都合ではありますが、環境を憂慮するならば此れ位思い切るべきだと思います。そこまで強制的に行わないと私達の地球は滅んでしまいます。因みに、メキシコシティでも実施しているそうです。


 コロンビアでは唯一の大規模な電車システムである”El Metro de Medellin(エル メトロ デ メデジン)があります。車内も日本に違わぬ清潔さです。ケーブルカーを除く区間の料金は凡そ100円(1,900 COP)で一律です
 ラッシュ時の混み方は東京並です。メキシコの時と違って、社内は割と静かです。日本のように本や新聞を読んでいる人は少なく、かと言ってスマートフォンをいじっている人も多くないです。





電車に乗り、外の景色を見ているとさながら日本にいるかの如くです。少し感傷的になりました

あと、二週間位は荷物が届くまでぐだぐだと怠惰な生活が続くと思われます
大丈夫かな、僕は...

参考
Wikipedia
世界で最も危険な都市ランキング

3 コメント:

  1. そこは、美人が沢山いるそうです。
    日本人とみるや、若い女の子たちが群がってくるそうです。
    ホントかどうか分かりませんが、次に荷物を届けてもらう時は、石川五右衛門みたいな大正ロマンな日本人男性のようなカッコしてあるけばいいのではないかと…

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    1. コロンビア、特にメデジンはスペイン人が造った街と言うこともあって、欧米風の美人が多いですね。お店とかに行くとよく話しかけられんですけど、若い女の子に囲まれたことはないですw
      僕も着物着たらいいと思うのですが、自転車とまるっきり合わないんですよねっw

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    2. 自転車を大八車に改造すれば、着物でも合うんじゃないでしょうか。
      積載力も自転車と比較になりません。

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