2014年8月3日日曜日

Cruz Del Vizo➡︎San Onofre 61km/**h

-今日の轍-
平坦です。面白味もありません。距離もまだまだ抑え気味の60km

今日から月が変わって8月になりました。日本では梅雨も明けて、これから本格的に'夏'本番でしょうか。
こちらは、真夏がもう4ヶ月以上も続いています。もういい加減季節が変わって欲しいです。暑いのは本当に苦手なんです

朝8時。陽が昇れば灼熱地獄の始まりです
朝から本当に暑いんです

じゃじゃーん、と"秘密兵器"の登場です
怪しい'もの'ではありません。氷です。気になるお値段は200COP(約11円)
頭に乗せたり、脇に挟んだり、顔をマッサージしたり、ライトセイバーごっこをしたりと、使用方法は多岐に渡ります

暑いのなんのって、氷の効果もそこまで持続しません。
1時間置きくらいで休憩しないと、頭がぼぉーっとしてきます

しつこいアップダウンで少しずつ標高を上げます
自然の力に圧倒された(か知れないですけれど)、崎山さん

今日はほとんど、撮るべき写真もない、退屈な風景が続きました
広がるのは牧場のみです。中米と際立って変わった事も無いしで、記事に困ります

目的の街に到着。60kmしか走っていないけれど、疲労度は大きいです
そこそこ大きい街の割りにスーパーも無く、田舎臭が漂っています
栄えてない...

折角なので、コロンビア料理を頂きます(これがそうなのか分かりませんが)
はい、中米と同じです。味は、確かに違うけれど、大雑把に言って同じです
約280円ということを加味すれば、十分合格点です

「スープのお代わりは要らんかね? わし自慢のスープじゃ。自転車は疲れるじゃろう、飲んでお行きなさい」
注) 一言も聞き取れてないので、雰囲気ですけれど

ご主人のお計らいで、スープのお代わりを頂戴しました

コロンビア人、優しい...

食べ終わった時点でまだ午後1時半。ネットもできない街では暇を持て余しすぎます
崎山さんが先に進みたそうな顔を浮かべているので、一旦は沈んだ気持ちを奮い立たせます

が、突然のスコール。コロンビアでは、初の雨です。やっぱり雨季なんですね
渾身の写真の筈が、よく分からない写真に。
フィルムカメラみたいにデータを取り込んでみないと、どんな写真になったかは分かりません
早く新しいカメラが欲しいです

先に進むのは諦め、結局この街に留まります
避難していたレストランで宿泊交渉したところ、最初はお金を請求されたものの、遂にはただで泊まらせて頂けました
更には、シャワーまで...

ここで終わらないのがコロンビア

従業員の方がすたすたと歩み寄ってきて、言葉少なくコーラとパンをくれたのです
優しくされすぎると、逆に気持ちが滅入ります
旅を始めてみてよく感じるのですが、ぼくは別に凄いことなんかしていないのです
誰にでも出来ることを、たくさんの迷惑だけを掛けて、自己満足の為だけに行っているのです。社会に還元されることのない、ただの"道楽"なのです
だのに、こうまで物質的なものであれ、精神的なものであれ、多くを頂戴してきました
周囲の期待と自身の立場との乖離が、時に烈しく僕の心を窮屈にすることがあります
勿論、感謝の念に耐えないのですが...

本日もコロンビア人の優しさに触れました
感謝せねばならぬ、感謝せねばならぬ

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