2014年8月3日日曜日

Cartagena➡︎Cruz Del Vizo 54.4km/3.5h

本日は吉日也

-今日の轍-
基本的に平坦ですが、一回200mアップの上り坂があります
平時なら朝飯前、お茶の子さいさいと超えるところですが...
アンティグア事件(グアテマラのアンティグアから1ヶ月振りに再出発した際、テンションが上がり過ぎて暴走し、数日間謎の体調不良に見舞われた)の二の舞を舞わない様、距離は抑えて50kmほど

結局、4日も"無駄"に滞在した'Amber Hostel'を出発します
旧市街に位置し、1000円~2000円のホステルが多い中、ここは15,000COP(約850円)とお安いです。共有のトイレ・バスが一つだったり、冷蔵庫が全く役に立たなかったりします。価格重視。

右往左往しながら、なんとか市街地を抜けます。
街中走行は嫌いです

コロンビアの道路は綺麗。舗装もしっかりしてる上、路肩もそこそこ広いです
路端のごみが少し増えたかな

200mの上り坂に差し掛かります。

こんな坂、よ、余裕、な...は........ず....

鼓動が一気に早くなり、汗が滴り落ちます。こんな筈では...
亀の様な速さでのろのろ上っていると、並走して話しかけてくるコロンビア人
いま、すごくきついんですけどね

上り切ったところのお店に、先程話したコロンビア人と崎山さんが座っています
ジュースとエナジーバーをご馳走になりながら、暫く談笑します(とは言え、スペイン語が理解出来ないので、ほとんど会話になってませんけど)
初日からこんな素晴らしい出会いがあるなんて、本日は吉日です

頂いたジュース"H2Ohhhh(パッションフルーツ味)"。秀逸なネーミングです
さっぱりした味わいで、非常に爽やかな微炭酸。とても美味しいです

'北米'が'南米'になっても田舎に行けば、牧場が広がっているのが常です
何と無く、植生に変化がある気がします。何と無く

ペダルが重い、お尻は痛い。でも、やっぱり自転車は最高に気持ちいいです
呼吸だけが如実に怠惰な生活を反映し、なかなか落ち着いてくれません

干潟です。写真では分かり辛いけれど、ビー玉の様な青く澄んだ色をしています
この様な綺麗な川は、アメリカ以来見てなかったかも
実は国土の3分の2がアマゾンであるコロンビア、豊穣とした大地を感じさせます

今日は崎山さんに喰らい付くので、いやそれすら出来ず、ほうほうの体で目的地に到着しました
ここがセントロ(中心街)ですか...
寂れ過ぎです。スーパーなんぞありません。これだけ荒んだ風景なのに、不思議と穏やかな雰囲気が流れています

露店のパンを物色していると、バイクに跨った人(彼はまだ20歳そこそこに見えます)に、袋を渡されました。中には食べ物が入っていました。牛肉と新種のお芋の料理
彼はこれを食べたくて、自分で稼いだお金でこれを購入したのでしょう
なぜそんなにも勿体振る事無く、見ず知らずの人間に与えることが出来るのしょうか

"コロンビア人は優しい"

以前に耳にした話ではありましたが、現実にその例に預かり、驚くばかりです
'施しを受けるは恥'と考える日本では行うも難しで、少し生き難くもあるでしょう
旅を始めて非常にたくさんの方からご好意を受けました。それ全てが慈愛に満ち、見返りを求めないものです
日本人は元来、全てに敬意を払い、分け隔てなく救済出来る広い心を持っている、と信じています。しかしながら、"偽善"という言葉や気恥ずかしさが邪魔をして、とうとう行わない。
施しは偽善ではありません(但し、能動的で情熱を持っている者に与えるに限る)。積極的に'良い事'を行なっていくべきですね

本日の寝床は、ガソリンスタンド。早めに就寝です。
(明朝撮影)
また、あした...

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