2014年10月29日水曜日

Los Angels→Santiago de Mendez 

標高は大分下がって来たけれど、雨が降っていたせいか朝方は随分冷え込みました
朝七時、お世話になったレストランを出発します
ゆったりとしたアップダウンを超えると、マカスに到着
昨日の二の舞を舞わない様、補給食を買って行こう…と思ったら、お店が見つからず街を抜けそうになり、慌ててパン屋さんに寄ります

昨日来ようと思っていた街”マカス”の看板

アマゾンが終わり、再びアンデスが徐々に姿を現して来ます
周囲を山で囲われているにも関わらず、緩いアップダウンなのでお得感があります

奥からゆっくり、徐々に姿を表すアンデスの山々達

アマゾンの上流へと向かいます




この辺りの地域ではパパイヤの栽培が盛んみたいです
パパイヤって一本の木にこんなにいっぱい実を付けるんですね
因みにパパイヤは”スーパーフード”の一つで、非常に栄養価の高い果物です
甘味が強く、癖があると言う人もいますが、僕は好きで時々買っています

パパイヤは寸胴なのと、細身の種類があるみたい。これは寸胴のタイプ


バナナの木。意外と気色悪い

凄い数のパパイヤ。ぼろ儲け間違い無し

ハンガーノックに陥る事無く、あっさりと…本当にあっという間に100kmを漕ぎました
ここで、重要な分岐点を迎えたのですが、どっちに行けばいいか決めかねます
地元の人に聞いても、いまいちどっちが良いか分かりません
結局、オフラインマップで確認出来る街が多い方を選びました
高低図を確認出来ていない事が、一抹の不安要素…

運命の分岐点。吉と出るか凶と出るか。

次の目的地クエンカまでは、165km
あと二日で行ける距離です

ここから上り開始になるので、否が応でも気合いが入ります


さて、今日はここから一つ”企み”を持って走ります
それは”野宿”です
メキシコ中部以降は、治安の観点から野宿は控えていました
(宿泊許可を得たテント泊はしばしばしていました)
しかしながら、コロンビア後半から標高の高い地域では過疎地帯が増え、徐々に車の台数も減って来ていました

本日………野宿敢行!!!

と言いつつ、なかなか良い場所が見つからず焦ります
農場用の脇道に入った所にスペースがあったので、そこでキャンプ…テントを建てたところで早速第一発見者と遭遇
まぁ、見つかってもこの農場の人だけだろうし、”農家の人はきっと優しいだろう”という予想だったので、想定内
今度はもっと、気を付けよう…

アンデスの山を最大限楽しめるのがキャンプ

いやらしい人参を発見したので思わず購入。女の子ですね

満点の星を独り占め出来るのが野宿の楽しみの一つですが、今日は生憎の曇り空
でも、すぐそばを流れる川の近くで”蛍(か、どうかは不明)”が儚く瞬いていました
川の音、虫の声や蛍の光に囲まれ、ふいに幼少期に祖父母の家で過ごした記憶が呼び覚まされます
人工的な物音など一つもなく、自然の音は心を乱す事無く、とても耳障りが良い

野宿ってやっぱり最高だ

0 コメント:

コメントを投稿

ページビューの合計