2014年10月23日木曜日

Latacunga→Quilotoa 82.9km

今日は幹線道路を離れ、ちょっと寄り道して来ます
これがまた、大変な道のりだったのですが…

昨晩泊まっていたホステルは、有り難い事に朝食付です
最近は朝、昼と大してご飯を食べる事もないのですが、上りが続く日はがっつりグリコーゲンを蓄えています
上り坂はエネルギー消費が激しくて、お腹が空くんですよね

まぁ、正直これっぽっちじゃ足りないんですけどね

久々に派手に道を間違えて、4kmのロス
今日は厳しい行程なのに…これが響かなければ良いけど…

何とか復帰。パナメリカンハイウェイじゃなくても綺麗に舗装されている

ぐんぐん上がる標高
雲との距離も随分近くなって来ました
思ったよりも勾配が緩くて助かります
随分と標高は高い筈ですが、息遣いは至って普通


毎回、民家から出動するワンコ警察ですが、この犬は吠えず人懐っこい。凛々しい顔だ

あと少しで峠越え

道路脇には民族衣装を纏った先住民が、本当に簡素な家に住み、酪農や農業を営んでいます
先住民はキトの街でも沢山見掛けたのですが、写真に収められていません
帽子被ってるだけで、高貴なイメージになるから不思議

右側にある藁葺きの家が先住民の家。浮世離れも甚だしいが、これも一つの生き方

そしてお昼過ぎ…遂に最初の峠を迎えます。本日既に1,300mアップ
標高は大台の4,000m越え。インターネット上のデータでは4,001mです
自己記録を大幅に更新
因みに今まではコスタリカの約3,300mが最高でした
富士山の標高が3,776mなので、それより高いところを自転車で走っていると言う事です
…ちょっと頭がおかしいと思われても仕方ないかも

これが4,000mの世界。意外と普通だ

 この辺り一帯の標高が高いので、4,000mという標高はピンと来ない。だが、凄い景色

何処行ってもサボテンを見掛ける。こいつのイメージが変わりかけている

4,000mの峠を超えて浮かれてはいけません
今日は更に250mアップが後三回も控えているのですから
でももう足に力が入らないっす
しかも雨も降って来て最悪の展開

先に見える道路を見る度、ため息が出てしまう


キロトアへ続く道がある街Zumbahuaによろよろと到着
そこに居たのはSu君とエミー。出逢いっていつも奇妙です
彼らは既にキロトアを観、帰りのヒッチハイクしていました
次はどこで逢えるやら…

色違いのジャケット。まさか、付き合っているのか?

キロトアまで12km…何とか行けそう
しかし、ここからが悲惨
雨が本格的に降って来て、且つ勾配がむっちゃ急って言う
息が凍り、漕ぐ体力も無く、それでも何とか押して進みます
そうそう、そう言えば、気付いたらレインジャケットとレインパンツが行方不明
最後に着たのは確かコスタリカの峠越え…あの日か…

今思えば、ここで泊まるのもありだった

 何か下の方がえらい事になっています。ちょっとしたボーナスかな

厚い雲とザーザーの雨

日も傾き暗がりが広がる頃、何とかキロトアに到着
入場料がUS$2…手がかじかんで上手いこと財布が開けられません
近場のホステルにすぐチェックインして、真っ先にホットシャワー
お湯が出なくなるまで浴びても寒い…布団に入っても寒い…ここ本当に赤道の国ですか?
寒い、寒いよエクアドル

身体を丸めて震えているうちに眠りについてしまいました


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