2015年10月5日月曜日

55日目 2015/09/12


ディレイラーの故障のために4日のロスを発生しましたが、本日無事に再出発となりました
最初にラ・ポーマに着いた時からそうですが、滞在していたホステルのオーナー”ペペ”さんには本当に本当にお世話になりました
無駄に干渉してくることなく、僕の相談にはいつも必死に丁寧に対応してくれたお陰で今日という日をを迎えられています
僕からは何もしてあげられないのがとても悔しいです


親切にしていただいたホステルのオーナー”ぺぺさん”


何度も感謝の気持ちを稚拙な言葉で伝え、ラ・ポーマの町を出発します
日が昇ると一気に気温が上がるので、最近は半ズボンと半そでで走れます
赤く剥き出しになった大地とサボテンがいい感じの道です
アメリカのアリゾナとかコロラドを走っていた頃の気持ちが蘇ります

世界遺産のカファジャテ渓谷はまだ先ですが、素晴らしい景色に何度も立ち止まっては写真を撮らずにいられません


久々の走行で気合が入りますね

赤い地層が重ねてきた地球の年齢を感じます

相変わらず未舗装路ですよ

絶景です


ザクザクの地層






アップダウンを繰り返しながら進んでいくと¨Payogasta(パジョガスタ)¨という町に到着しました
アルゼンチンに入国して以来、おおよそ200km走ってようやく舗装路になりました
この舗装路は次の観光地¨Cachi(カチ)¨までの10kmしか続きませんでしたが、、


ちょっとインスタグラム風に加工しちゃいました


赤い世界から徐々に緑の世界へと変わってきました
この辺りはワインの産地として有名みたいです

確かに雰囲気はカルフォルニアのナパ・バレーっぽいです


ワイン栽培に使用する昔ながらの器具がいい味です


思いっきり観光地なカチ


観光地カチを鮮やかにスルーすると、道の様子がおかしくなってきました
総合的には標高を下げるのにも関わらずアップダウンが続き、その上りの勾配が異常そのものです
一番軽いギアに落として必死に踏み込まないと進まないレベルです

それが1kmの間に何度も何度も登場するので、走行時間のほとんどが上りに費やされています


ジェットコースターみたいな激坂に四苦八苦

そんな凸凹に作らなくてこんな平地があるのになぜ、、

また陽が暮れ始めました


度々現れる激坂に怒り狂いながら進むと、今日の目的地¨Seclantás(セクランタス)¨の看板が出てきました
思ったより早く着いたと思ったら、ここから14km先だそうです
フライングにもほどがあります
日が暮れ始めた頃に到着しましたが、人一人見かけけずひっそりとしています
ホテルのドアをノックしてみても無反応です、、、
今日はそろそろ怒る人がいるので、どうしてもWi-Fi付きのホテルに泊まりたいのですが、、


アルゼンチンでは¨Siesta(シエスタ)¨という制度を採用していて、一般的には13時から16時までは一時的に商業が停止します
その間は昼寝をしても何をしてもいい時間帯となっています
ヨーロッパではスペインがシエスタを適用していて、アルゼンチンではその影響を受けている様です
田舎では18時以降くらいまでほとんどの町がしまっていることが多く、旅行者にとっては困ったことの一つです
僕の場合は四時くらいまでには目的地に着いて食料調達をするのが常でしたので、重要な問題です


フライングすぎる看板

落ち着いた雰囲気、、というか誰もいないからかな



人はいないけれどご飯もないので、町をふらふらしながらお店が開くのを待ちます
物量もない小さなお店で満足にお買い物も出来ず、ホテルのオーナー曰く、、、


この町にはWi-Fiはないよ



の一言で撃沈


橋の下はよく使用する野宿場所です


結局、町のすぐそばにあった橋の下で野宿となりました
アルゼンチンって意外とインフラが整ってない様です

2 コメント:

  1. 私今迄で怒ったことはない、、はず、、

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    1. な、、ないけれど、、、ちょっと不機嫌になる、よう、、な、、、、

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