56日目 2015/09/13
朝、橋の下からノコノコと這い出てるといつもの未舗装路です
今日はここから数百メートル標高を上げて小さな峠を越えます
上り坂ではあるけれど、先日の激坂に比べたら勾配は緩いので楽にペダルを回せます
無駄にアップダウンするんだったら、一気に上った方が断然楽です
朝一から上りです。僕は朝ゆっくり派なんですけどね、、
楽々峠越え達成
峠を越えて下り切ると、また恐怖のアップダウン開始です
渓谷を削って道路を作っているので、どうしてもこういう道路になってしまうのでしょうか
もう押さないと進めない様な激坂も出てきて泣きそうです
激坂を越えると下り、、
また激坂
特に意味はなし
本日唯一の中間補給地となる”Angastaco(アンガスタコ)”に到着しましたが、もう既にヘトヘトです
一刻も早く休みたい気分ですが、目標はここから先の観光地”Cafayate(カファジャテ)”なので頑張ります
既にシエスタの時間でしたが、ここで調達しなくてはいざという時にまずいので、ドアをノックして物資を得ます
が、アンガスタコを出てみて早速後悔するような激坂です
なんか先進的に見える
だから激坂やめれ
今日はサボテンがニョキニョキ生えた景色、青々とした牧草地帯、グランドキャニオンのような砂と岩の世界などめまぐるしく変化します
そして、ようやくカフェジャテ渓谷が姿を現しました
川の流れによって侵食された渓谷で、世界遺産にも登録されています
まるで、岩がニョキニョキと地面から生えてきているようです
景色がいいのでたくさんシャッターを切るわ、激坂で進まないわで、全然距離が伸びません
サルタの北にある世界遺産ウマワカ渓谷は南米のグランドキャニオンと呼ばれています
いろいろ角度がおかしい
岩がめっちゃめちゃに配置されています
カファジャテまでの距離表示を見て、完全に不可能であることを悟りました
出来るだけ近づこうとしましたが、完全に低血糖症の症状が出始め、めまいと手足の痺れに負けて野宿と相成りました
丁度限界の時に通りかかった町が廃墟だらけのゴーストタウンだったので、助かりました
ちょっと緑がかった岩が特徴です
今日中にカファジャテとか不可能です
廃墟裏で野宿
近くの川で洗濯をしていたところ(日本昔話ではなくて、ただの日常です)、それを見ていた住人が後を付けてきたみたいです
テントの外から声が聞こえた時は多少驚きましたが、田舎なので別に気にしていないようでした
もうなんだかんだ1年半ほど中南米に滞在しておりますが、殺される気配とか怖いとかほとんどそんな気はしません
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