十一回を数えたガラパゴスな日々も今回で最終回となりました
このガラパゴスな日々、一回も僕の自転車が登場していないのですが、一応自転車旅行ブログです
サンクリストバルの夕暮れはいつも素敵です
さて、これまで沢山の動物達に出逢ってきた訳ですが、まだどうしても見てみたい動物がいます
それは”アメリカグンカンドリ”です
”アメリカグンカンドリ”自体は何度も見掛けているのですが、見たいのは”求愛中”のそれなのです
彼らは求愛中、喉袋に大きく空気を入れ、奇声を上げながら上空の雌にアピールするのです
これはアメリカグンカンドリの雌です。雌は膨らみません
Leon Dormido(Kicker Rock)
ターコイズブルーの海が美しい
見るも真っ青な海
ノースセイモア島に多く生息しており多くはそこで目撃される様ですが、ここサンクリストバル島の”ティヘレータスの丘”でも目撃情報があるようです
これは行く他ないでしょう
ティヘレータスの丘を越え、道無き道を進むも一切姿はありません
首を項垂れながら引き返していると、断崖絶壁へと人が入った跡を発見しました
恐る恐る崖際に近づいて見ると、、、いました。求愛中のアメリカグンカンドリです
か、感動、、、
シャッターを切る指が微かに震えていました
奇跡の瞬間に巡り会った様に夢中で写真を撮っていました
断崖絶壁の下には、、、
アメリカグンカンドリの雌雄
翌朝、衝動に駆られ朝方から再度昨日の場所に赴いてみました
普通にいます
いつでもいんじゃん、、、
ガラパゴスの目覚め
徐々に明るむ景色はいくら見てても飽きる事はありません
本当にいつでもいます。場所が知りたい方はメール下さい
と言う事で、ガラパゴスな日々はこれで終わりになりま、、、と、問題なく終わらないのが”旅”というものです
グアヤキルへの帰路で問題発生です
真夜中に見知らぬ場所でバスが待機してから9時間、バスは微動だにせずその場に留まっています
夜が開け、異変に気付いた乗客が運転手へと詰め寄っています
どうやら、先の橋が壊れていてバスは進めないみたいです
そこから、数キロ重いバッグを持って歩く羽目に、、
田舎の街でタクシーもバスも無く、スペイン語の怒号がただ響いています
しかし今は同じバスの人間に引っ付いて行くしかありません
数時間後に突如現れたバスが”救世主”に見えました
橋にひびが入っており、大きく歪んでいます
バスターミナルで会った韓国人と行動を共にする。何故か女の子とはスペイン語で話します
こういう時、警察は全く使えない事を知りました
救世主登場。ヒーローは遅れて来るもの
18時間のバス移動+数キロ徒歩
1時間休憩
18時間のバス移動
僕にバックパッカーは不可能な様です
満身創痍ではありますが、無事リマに帰って来ました
結局、”なんとかなる”みたいです
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