”大変遅ればせながら”なんてレベルではないですが、、明けましておめでとうございます
本年も何卒宜しくお願い申し上げます
コロンビアで出逢った女性パッカーさんに撮って頂きました
さて、今年の年越しはまさかのエクアドルはガラパゴス諸島で迎える事となりました(ガラパゴスでの話は順次お話します)
これで旅を始めて二回目の年越しとなりました
スペイン語のカウントダウンと降り落ちて来る花火に”南米まで来たんだ”という、感慨気持ちになったのを覚えています
昨年はアメリカのグランドキャニオンで奇跡的に合流した友人と初日の出を迎えました
それから一年を経て、現在の到達点はペルーのリマ
日数は1年と4ヶ月を数え、総走行距離は地球半周分となる2万キロに達しています
昨年の年越しはマイナス7度の極寒グランドキャニオンで
近くで花火を上げると残骸が落ちてくる事に気付かない島民
何だかよく分からないけれど、楽しそうな事だけは分かる
昨年の振り返り
2014年には、初めてのスペイン語圏へと足を踏み入れ、大きな言語の壁にぶつかりました
犯罪ひしめく中米、初めての日本人宿と沈没、熱帯地帯では喉の渇きに憂いを得、社会主義国家キューバを訪れ、
スペイン語学校への入学、自転車旅行者の先輩”崎山 晋平”さんとのペアラン、赤道を越え南半球へ、
偉大なるアルプス山脈との戦い、他にも語り尽くせない程の経験を多数しました
ドキドキの中米メキシコ。全てが初めての連続で新鮮だった
自転車旅行者の先輩であり、お兄ちゃん的存在の崎山さん
自転車で駆けて来た時間は魔法が掛かった様に長く、充足感に満たされていました
多くの親切心に触れ、多くの人間に感化され、多くの自然に人生の尊さを感じ、多くの文化に刺激され、多くの人生に心を迷わせました
大きな恋もしました
世界を見聞する事、移動手段に自転車を選んだ事に対して大きな自信が持てました
アメリカ大陸縦断も半分以上の行程を消化し、多少なりとも自分に誇りを感じる様になりました
畏怖の念を抱かずにはいられない偉大なる自然の芸術アルプス山脈に心を奪われる
この場を借りて、旅でお会いした方々、自然、遠く日本から変わらずの応援を頂いた皆様、そして私を育ててくれた両親に、心から感謝申し上げます
皆々様のお陰で、私の2014年は青春時代の様に濃く、充足感に満ちた一年でした
2015年の計画と抱負
先ずは皆様にお伝えすることがございます
”リマでスペイン語の勉強をします”
期間は、当面のゴールであるアルゼンチンのウシュアイアに合わせて9月いっぱいまでを予定しています
この決断の理由としては二つあります
一つは、「予定よりも大幅な行程の遅延」
南米のハイライトである”宝石の道”や”アウストラル街道”に多く時間を割けない状況です
また、ウシュアイアの夏は一月~三月までで、四月からはぐっと気温が下がることも問題として挙げられます
宝石の道はこんな感じらしいです
アウストラル街道はこんな感じらしいです
二番目の理由は、「言葉の壁を越えたい」という願望です
中米からブラジルを除く南米の公用語はスペイン語と言う事も有り、スペイン語圏に入ってから一年以上が経過しています
グアテマラで二週間学習したものの、想いは伝わらずまた理解出来ないままの状態です
好意的な人が居る一方で非条理な人種差別を受ける事もしばしばです
まずはお互いを知る事でその違いを認識し、その上で論議をすべきと考えています
現在、”旅のスペイン語”と言う意味では問題ないのですが、更なる交流を求めて十分とは言えない期間では有りますが、スペイン語学習に精を出して行きます
アンティグアでのバスキング。漢字のタトゥーも気に入ってくれたみたい
コロンビアのメルカドで学生とお話
ペルーの小さな街のお家に宿泊。かわいい子供達
再出発は2015年10月初旬にと考えています
余裕を持ったスケジュールで、今までに培った経験を基に装備を新たに、また自身の心も新たに、世界を駆けようと思います
暫くは、ブログの更新も大幅に減る事と思いますが、今後とも応援の程宜しくお願い致します
現在の小笠原優祐。何か色々進化しました
最後に、皆様のご多幸とご健康をお祈り申し上げます
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